埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 165
■ 種類 学会発表
■ タイトル 循環式硝化脱窒法における運転操作条件とN2O発生との関係解析
■ 著者 稲森悠平    国立環境研究所
金子直哉    早稲田大学理工学部
木持謙    埼玉県環境科学国際センター
水落元之    国立環境研究所
野田尚宏    早稲田大学理工学部
三上真樹生    早稲田大学理工学部
常田聡    早稲田大学理工学部
平田彰    早稲田大学理工学部
   
   
   
■ 出版元 日本水処理生物学会
■ 出版年 2001
■ 誌名・巻・号・年 日本水処理生物学会第38回大会、平成13年11月15日
■ 抄録・要旨  循環式硝化脱窒法のベンチスケールのリアクターを用いて、実生活排水の処理実験を行った。そして、SRT、好気槽内DO値等の運転操作条件を変化させた場合のN2O発生特性、窒素除去特性等の解析を行った。また、好気槽でのN2O生成に影響を及ぼすアンモニア酸化細菌のPCR-DGGE法を用いた群集構造解析を行い、N2O発生抑制のための適正条件についても検討を行った。  その結果、循環によって好気槽からのDOの持ち込みが嫌気槽における脱窒反応に影響を及ぼし、N2Oの生成・放出量を大きく変化させることがわかった。また、SRTの違いにより、好気槽内のアンモニア酸化細菌群の構造の多様性に違いが見られ、このことがN2O発生特性に影響を及ぼしている可能性が示唆された。
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